自動車解体の流れ

廃車の部品が生まれ変わる場所
Car disassembly
自動車解体というと、物を壊す場所と思われる方が多いかと思います。
実際は重機だけでなく手作業でも丁寧に解体しており、部品の9割以上を再利用やリサイクルするため、
「廃車の部品が生まれ変わる場所」と言えます。
廃車になった車からできるだけ多くの使えるパーツを探し出し、次の車へ引き継いでいく。
使えない部品も素材ごとに適切に分類し、リサイクルして生まれ変わらせる。
それが、私たち自動車解体業者の使命です。

解体担当
Profile
有限会社丸大産業代表
山口 正宏Yamaguchi Masahiro

入社から40年以上、パーツの販売など様々な経験を積み、今は入庫から重機解体まで一貫して対応しています。
できるだけ多くのパーツを残し、高値で販売できる組み合わせを見つけるため、様々な引き出しからパズルのように組み合わせを考え、真剣に解体します。
複数の人がマニュアル通りに解体すると廃棄されてしまうような部品も、一貫して対応しているからこそ、残せるのです。
大切なお車の解体は、安心して私にお任せください。
お車の価値を最大限に引き出すため、丁寧に対応させていただきます。
自動車解体の流れ
Flow
廃車となった自動車をお預かりし、丁寧に解体します。
まだ使える部品は中古パーツとして販売し、使えないものは鉄やアルミとしてリサイクルするため、廃棄となるのは1割程度です。
フロン、エアバック、ASRの再資源化など、自動車リサイクル法等を遵守し適正に処理しています。
入庫

不動車、故障車、免許返納など、様々な理由で廃車となった車をお預かりします。
大切に乗られてきたお車を、最後まで丁寧に扱います。
部品の仕分け

自動車を隈なく確認し、そのまま使える部品と、解体する部品を手作業で仕分けます。
部品の組み合わせによって、販売価格が変わるため、パズルのように様々な組み合わせを考えます。
できるだけ多くの部品を残せるよう、二重、三重とチェックします。
高く販売できる部品を多く残せると、お客様にお支払いできる金額も増えるので、真剣です。
フロンガスを抜く

専用の機械を利用して、フロンガスを抜きます。
回収したフロンガスは国から許可を得た回収業者に引き渡します。
エアバッグ解体

車両からエアバッグを取り外します。
取り外したエアバッグは自動車リサイクル法に基づき適切に処理します。
廃液を抜く

ガソリン・軽油・エンジンオイル・クーラントなどを車体から回収します。
種類別にタンクに回収し、回収業者に引き渡します。
重機で解体

解体と聞くと想像されるような工程です。
リサイクル素材としてエンジンやミッションを切り離し、鉄やアルミなどの素材ごとに仕分けます。
最後に残った廃車ガラは業者に引き渡すことで、適性に処理されます。